いつでも安心安全なお水が飲めるウォーターサーバー。 赤ちゃんが生まれることをきっかけに検討するご家庭も多いようです。 このページでは赤ちゃんのためのウォーターサーバー選びのポイントをご紹介します。
最終更新:2023年1月4日
赤ちゃんに与えるミルクは、種類や成分はもちろんのこと、粉ミルクを溶くためのお水にも注意を払いたいもの。そう考えるご家庭でウォーターサーバーが人気です。
「ミルクを調乳するためのお水はできるかぎり安全なものを使いたい」
これが大きな理由ですが、調乳用のお湯が簡単に用意できることも導入理由のひとつです。
これらメリットの詳細に加え、ウォーターサーバー選びで注意すべきポイントなどを解説していきますので、失敗のないウォーターサーバー選びに役立ててください。
母乳が出ないときやママがカフェインを摂取したとき、ママが不在でパパがミルクを飲ませるときなど、育児に粉ミルクは欠かせない存在です。 一般的な粉ミルクは70度以上でないと溶けませんが、ヤカンなどで都度お湯を沸かすのは時間と手間がかかります。
ウォーターサーバーならほとんどの機種で70度以上のお湯をいつでも使うことができ、必要なときにすぐミルクを作れるので便利です。
特に赤ちゃんが新生児(出生後28日未満)の頃は、約3時間おき(1日7〜8回)の授乳が必要となるため、寝不足になりがちなパパ・ママにとっては負担を軽減できる強い味方になります。
多くのウォーターサーバーのお湯は通常時90度程度に設定されています。 冷水も滅菌された安心なお水なので、90度程度のお湯でいちど粉ミルクを溶かして冷水で温度調整するという使い方も可能です。
生まれたばかりの赤ちゃんは胃や腸などの消化器官の働きが未熟なため、お水にミネラルやカルキが多く含まれるとおなかを壊してしまいがち。 大切な赤ちゃんの口に入れるものですから成分にもしっかり気を配りたいのが親心でしょう。
ウォーターサーバーのお水の種類は、ほどよく自然なミネラルが含まれる「天然水」か、特殊なフィルターで限りなく純水に近づけた「RO水」がほとんど。
いずれも硬度は0〜35mg/L程度とミネラルの少ない軟水で、赤ちゃんに与えても問題ありません。
元々ミネラルバランスを考えて配合されている粉ミルクには余計なミネラル成分を含まない軟水がよいとされており、ウォーターサーバーのお水はミルク作りにもぴったりです。
なお、日本のお水は軟水が多いですが、海外のミネラルウォーターのなかには硬度の高いものもあるので、出先で赤ちゃん用にお水を用意する場合などは注意が必要です。
一方、水道水には殺菌・消毒のための塩素が含まれており、これをカルキとよびます。
カルキは煮沸することで蒸発させることができますが、厳しい検査をクリアした清潔なお水がボトリングされたウォーターサーバーのお水ならカルキを含まないため都度煮沸する手間が不要です。
ウォーターサーバーのお水は、含まれるミネラル成分量や天然水かRO水かといった情報などが明確になっており、工場では厳しい水質検査をクリアしています。 さらに、多くの業者が放射能検査を実施し、その結果をサイト上で公表しているのも安心できるポイントです。
衛生面にもっとこだわりたい場合は、ウォーターサーバーのボトルのタイプに注目するとよいでしょう。
回収型ボトル(ガロン式)のサーバーは、お水を使うとその分空気がボトル内に入ります。
お水が空気に触れるため、外気から菌などが入るリスクもゼロではありません。
このタイプでは外気を取り込む部分に高精度な浄化フィルターを配置しているかなどをチェックするとよいでしょう。
ボトルが使い捨てでお水を使うとその分ボトルがへこむタイプではお水が空気に触れない機種も多く、安心感があります。
多くのウォーターサーバーは、定期配送で自動的にお水が家まで届きます。 お水のストックが切れて慌てて注文したり買いに行ったりしなくて済みますし、店舗で購入する場合のように重いお水を運ぶ必要もありません。 常備水としてストックしておくことも可能で、災害時などにも安心です。
ウォーターサーバーは赤ちゃんのいる家庭で人気があるため、ほとんどの機種はチャイルドロックを標準搭載しています。 赤ちゃんが1人で歩けるほどに成長した後や、乳幼児の兄弟がいる家庭でも安心です。 二重チャイルドロックが設定できる機種や、家庭環境の変化を想定してチャイルドロックを解除できる機種も存在します。
赤ちゃんの誕生に合わせてウォーターサーバーを導入した場合、ミルク作りの次は離乳食作りや麦茶など赤ちゃん用飲料の用意にも活躍し、授乳期を過ぎた子供の飲料水としても安心して利用できます。 オシャレなデザインの機種も多いためインテリア性も高く、赤ちゃんをきっかけに導入した後も使い続ける家庭は多いといいます。
ウォーターサーバー本体のコンパクト化が進んではいるものの、おおよそA4用紙強の設置スペースが必要になります。 届いたお水をストックしておくスペースや使用済みボトルを保管しておくスペースも確保しておく必要があります。
ウォーターサーバーの利用を申し込んでから家に設置されるまでは数日から数週間程度かかる場合も。 利用する会社によっては到着までしばらく待つことになりますので、出産ギリギリになって申し込むのではなくあらかじめ手配しておくのがよいでしょう。 妊婦にとってこまめな水分補給は大切ですので、出産に先駆けて導入すればその点でも役立ちます。
また、ウォーターサーバー本体の設置作業を業者がやってくれるかどうかも確認しておきましょう。 機種によっては女性一人では大変なケースもあるので注意が必要です。 日々のお水ボトル交換も女性には負荷の大きい作業ですので、ボトルの設置しやすさや小容量ボトルの有無はチェックしておくとよいでしょう。
水道水に比べるとコストはどうしても割高になってしまいます。 お湯を使うための電気代もかかるため、機種や使い方によってはペットボトルのお水を購入する場合や浄水器を使用する場合と比べても割高になる可能性もあります。
ウォーターサーバーで消費する水量の目安は大人2人で月25L程度で、その料金は月2,000〜4,000円程度です。
このほかにサーバーのレンタル料やメンテナンス料、配送料などが会社ごとに設定されています。
諸経費を加味した料金の目安は、ペットボトル1本(500ml)分あたり65〜80円程度が多く、安いものでは50円台の業者もあります。
ただし、水料金や諸経費のほか、利用状況に応じて電気料金がかかるので、その点は注意が必要です。
価格.comでは、各社の利用期間1年目でかかる料金をシミュレートしていますので、業者選びの参考にしてみてください。
メンテナンス料が年1,000〜5,000円ほどかかる業者は、サーバーのメンテナンスやサポートが充実している傾向にあり、1〜2年ごとにサーバー本体をきれいなものに交換してくれる業者もあります。
一方、メンテナンス料金を無料としている業者は「自分でお手入れ」としているところが多く、定期的にノズルやパーツを拭くなどのメンテナンスを行う必要があります。
しっかりお手入れしないとノズルなどに水垢などがたまりかえって不衛生になる懸念もあるため、自分に合ったタイプを選びましょう。
ウォーターサーバーは2年以内に解約した場合に解約金が発生するケースが多いです。
赤ちゃんのミルク作りに利用した後も家族の飲料水などに継続して利用するなら気にする必要はありません。
しかし、赤ちゃん用のみの一時的な利用を考えているのであれば、1年で解約できる業者や解約料がかからない業者を検討したほうが総費用は安く済む可能性もありますので注意しましょう。
また、赤ちゃんがいる家庭のみ加入できるお得なプランを提供している業者もあるのでチェックしておきましょう。
ウォーターサーバーの提供業者は多数ありますが、赤ちゃん向けに検討している家庭にうれしい要素を備えた業者をピックアップしてその特徴を紹介します。
一般的なウォーターサーバーで使われるお水のボトル容量が12Lなのに対し、フレシャスではサーバーの機種別に4.7L/7.2Lのパックと9.3Lのボトルを用意。
いずれもコンパクトなので、一般的なウォーターサーバーにくらべてお水交換がラクに行えます。
また、9.3Lボトルを使用するサーバー「フレシャス・スラット」は、サーバー下部にボトルを収納する形状となっているため、ボトルを高い位置まで持ち上げる必要がないのがポイントです。さらに、2015年度にはグッドデザイン賞、2018年度にはキッズデザイン賞を受賞するなど注目も高まっています。
パックタイプの水容器には独自の「無菌エアレスパック」を採用。
このパックにお水を密封して空気と触れにくくしているため、雑菌による水質低下の心配が少なくなっています。
使用後のパックは小さくたたんで捨てられるのもうれしいポイントです。
このパックタイプの容器は「フレシャス・デュオ」「フレシャス・デュオミニ」「サイフォンプラス」の3機種で採用されています。
コスモウォーターのお水ボトルの容量は一般的な業者と同じく12Lで、決して軽いわけではありませんが、足元のバスケットにボトルを置いてスライドさせる独自構造により、ボトル交換の負荷を軽減しているのが特長です。
ボトル容量が大きいと、お水を沢山使ってもボトル交換の頻度が少なく済むため、赤ちゃんのミルク以外にも毎日たっぷりお水を使いたい!というご家庭に適しています
最新モデル「smartプラス」は、キーを傾けたり引き抜いたりすることで手軽にモード切替ができるのも特徴です。
ボタンを押しながらレバーを押さないとお水やお湯が使えない「簡易チャイルドロック」と、どう操作してもお水やお湯のでない「完全チャイルドロック」を切り替えられるので、小さなお子様がいるご家庭も安心して使用できます。
シンプルなものからスタイリッシュなものまで、幅広いサーバーラインナップを誇るプレミアムウォーター。 その中でも「cado×PREMIUM WATERウォーターサーバー」は、タッチパネル・チャイルドロック・エコモード・内部クリーン機能・再加熱機能・弱冷水モードなど、便利機能をフルに搭載した高機能サーバーです。
この「cado×PREMIUM WATERウォーターサーバー」は、通常であればサーバーレンタル料として月1,100円かかりますが、妊婦または5歳以下のお子様がいる家庭では、「PREMIUM MOM Club(プレミアムマムクラブ)」に加入して安く利用することができます。
利用料金は、月々のボトル購入本数が4本以上の場合は550円、そうでない場合は880円で、お水ボトルについても通常1,987円のものが1,641円と安く購入できます。
「せっかく使うなら良いものを」と考えているご家庭に合っているでしょう。
※プラン内容は2021年1月4日時点の情報です。
妊娠中〜7歳未満のお子さまをもつママ・パパで「SMILEキッズ」プランをご契約の方に、「必ずもらえる!どちらかプレゼント」のキャンペーンを行っています。 SMILEキッズプランとキャンペーン特典については以下となっております。
・初回ボトル1本の注文で、ボトル2本無料+初月「あんしんサポートパック」無料
・毎年1回ボトル4本プレゼント
・5000円相当のどちらか選べる豪華プレゼント 「国産和牛カタログギフト」または「WELEDAオリジナルギフトセット」
お水のボトルは、通常ボトル(12.0L)のほか、容量が半分(6.0L)の「クリクラキュートボトル」が選べます。
クリクラは、本契約の前にボトル1本分での無料お試しができるので、初めてのウォーターサーバー導入のご家庭も安心です。
また、契約期間にかかわらず解約料がかからないため、「主に赤ちゃんのミルク用に使いたい」など、短期での利用を検討しているご家庭にも使いやすくなっています。
※3ヶ月の利用本数が6本未満の場合はサーバーレンタル料がかかります。 ※プラン内容は2021年6月22日時点の情報です。
アクアクララでは、妊産婦〜6歳以下の未就学児のお子様がいるご家庭向けに「子育てアクアプラン」を用意しています。
「子育てアクアプラン」では、お子様が小学校に上がるまで月額利用料金から毎月550円の割引が適用されますので、妊娠中から7年使えば最大で64,344円おトクになります。
同プランでは「ママがよろこぶプレゼント」ももらえるそうです。
また、お水のボトルサイズは、レギュラー(12.0L)のほかにスリム(7.0L)も選ぶことができます。
※プラン内容は2021年5月13日時点の情報です。
オーケンウォーターでも、ママ限定プランとして「オーケンキッズプラン」を展開中です。
同プランでは、通常であれば1本1,900〜2,000円程度するお水ボトルを、24L(12Lボトル2本分)で月々3,240円からと、おトクに利用できます。
また、特典として、初回のお水ボトルが2本無料となり、丹波のこしひかり2kgと、お水ボトルの無料引き換え券3本分(6,000円相当)ももらえるそうです。
※プラン内容は2021年1月4日時点の情報です。
ご利用上の注意