ウォーターサーバー比較 水の種類 〜天然水とRO水の違い〜

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水の種類 〜天然水とRO水の違い〜

公開日:2015年11月27日

ウォーターサーバーの水は天然水とRO水

ウォーターサーバーは便利そうだけれど、どんな水が使われているのか? まず最初に知りたいことでしょう。
一般にウォーターサーバーの水は「天然水」と「RO水」に二分されます。
どちらも特徴があって、自分の好みで選ぶことができます。たいていは天然すかRO水のどちらかしか扱っていないのですが、両方を扱い何種類も水を選べるメーカーもあります。水の特徴を知っていちばん美味しそうな水を探しましょう。

天然水は地下水を処理した水

地中から湧き出た天然水をろ過し、殺菌し、天然のミネラルを残しながら安心して飲める水にしたものです。「天然水」とありますが、汲み出したそのままの水ではありません。しかし本来天然水は土壌で数百年以上もろ過された水なので、本来の味を損なわないように浄化、殺菌がおこなわれています。その成分の多くは土地ごとに特徴があり「味」もそれぞれに違います。

純粋に近いRO水

あまり聞いたことのないRO水ですがこれは逆浸透膜(Reverse Osmosis Membrane)という超微細フィルターを通過させた水を使っています。このRO膜の孔は0.0001ミクロン。フィルターを通過した水は不純物はもちろん、ミネラル成分まで取り除かれて「純水」に近い状態になります。ここまで水の成分をろ過してしまうため、元になる水はどのようなものでも関係ありません。そこでもっとも安価な水道水をベースにしているものが多いようです。

ろ過した水はとてもきれいな状態ですが、美味しさの元となるミネラル成分がないので無味無臭。そのため人工的にミネラルを添加して、おいしさや栄養を整えています。このミネラル添加は各社によって違うため、RO水は会社によって味も異なります。

軟水と硬水の違い

ミネラルウォーターに「硬度100」などと表示がありますが、これは水の硬さ、つまりミネラル成分の多さを示しています。WHO(世界保健機関)の基準では、硬度100以下が「軟水」、101〜300が「中硬水」、301以上が「硬水」とされています。この硬度はカルシウムとマグネシウムの量で決まります。
ちなみに硬水は飲み口が重く、若干苦味を感じます。飲料には適していませんが、スポーツ後のミネラル補給やダイエット効果が期待できます。逆にまろやかでさっぱりしているのが軟水。日本の水道水はほとんどが軟水です。料理やお茶、コーヒーを沸かすにも、軟水のほうが成分を引き出すことができます。

ウォーターサーバーの水と市販の水はどう違う?

市販水は日本だけでなく海外からも輸入されていて、その種類は豊富です。一方ウォーターサーバーの水は天然水も国内の名水の産地から運ばれている場合がほとんど。国内には硬水の天然水がないので、ミネラルウォーターの水はすべて軟水と言っていいでしょう。
気になる値段ですが、水自体の価格はウォーターサーバーのほうが安い場合が多いようです。しかしウォーターサーバーのレンタル料や設置料、メンテナンス等の費用を含めて考えると、ウォーターサーバーの水と500mlのペットボトル水には大差がないのが実情です。

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